Sustenpass 2259m 1998年


1998年9月27日に越えたスーステン峠、9月も終わりごろになると秋も深まり閉鎖されるキャンプ場も増えてきます。
山には新雪が積もりこの日もあいにくの曇天でしたが今写真を見返すと雲たなびく幻想的な風景が写っていてこれはこれでよかったのかなと思い返しています。
文章は以前のHPに載せた時のままです


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谷を見下ろす 1998.9.27


 フルカ峠の南にあるスーステン峠はスイスアルプスを代表する2000m級の峠である。
しかしその歴史は新しく第二次世界大戦中の建設だそうだ。
その為かヨーロッパアルプスでは珍しく峠はトンネルだ。朝9時過ぎに曇り空の中Innertkirchen(標高620m)を出発。
9月も後半になると秋の気配が濃厚になってくる。
峠への上りに入るといきなりの急坂に驚かされるがGademenの村(標高1200m)までは全般に勾配は緩く楽な行程である。
Gademenにはキャンプ場がある。商店もあるのでここでの滞在も良いだろう。


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素彫りトンネル連続 1998.9.27


 村を過ぎると勾配はきつくなる。急カーブで高度を稼ぎこれでもかっ!とばかりに素彫りの短いトンネルが連続する。
補修工事で片側交互通行になっているトンネルも幾つかあった。
しかしよくこんな所に車道を通したものだ。

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 トンネル区間を過ぎるとこの峠越えの目玉ともいうべきシュタイン氷河"Stein Gltscher"がその姿を現わす。
氷河の先端にある湖まで狭いダート道が通じており車が止まっているのが見えたが今回はパス。
あそこまで下ると戻るのに相当難儀しそうだ。

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 雨が落ちてきたのでカッパの上だけ着て走る。峠は広く小さな池がある。
土産物屋が一軒ポツンと立ち、峠看板には沢山のステッカーが貼ってあった。
寒々しく寂しい印象だが真夏の休日などに来たら全然雰囲気は違うんだろう。
300m程のトンネルを抜け反対側へ出る。トンネル脇に旧道らしき山道があるが雪で埋まっていて通れるか確認できず。
荒涼とした谷を下る。きついカーブはなく高速でどんどんと高度を下げていく。
こっちから上るとなると変化が乏しいので精神的にこたえそうだ。
急カーブとトンネルでWassenの町へ。高速道路と並行する2号線に合流しアルトドルフ"Altdolf"までさらに下っていった。

走行日 1998年9月27日 2006年4月9日初出

2006年再訪編はこちら

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by akunisad | 2018-03-05 19:39 | Swiss | Trackback | Comments(0)