2018.11.05紅葉の鍵掛峠へ。その1

きっかけは輪行を駆使してフットワーク軽くあちこちを旅されている女性のSNS投稿でした。
鍵掛峠や大山環状道路の素晴らしい写真!
紅葉は刻一刻と状況が変わっていくので狙いを定めるのはとても難しいのですがまだ間に合うのではと思いました。
先述の投稿が11月1日、そして走りに行けるのは月曜なので11月5日です。天気予報は晴れ。
時刻表を調べると始発の特急だと到着時間が遅くなるし大山のふもとに停車駅がありません。
5時16分発の始発山陽本線に乗り倉敷で伯備線に乗り換えると根雨には8時11分着。約3時間の旅です。
調べた後も早起きはつらいなあ。乗車所間長いなあなんてネガティブな感情も持ち上がってきますが
そこは振り切って出発を決めました。

行くと決めたら走行ルートの選定です。帰路は特急利用になるはずなのでゴールは米子駅に選定。大まかに線を引くと大体60キロ位になりました。短いと思い方もあるでしょう、ですが景色を楽しみながら写真を撮りつつ五感を開放して走ると大体この位の距離に収まることがこれまでの経験で分かっています。身体に沁み込んだ距離感です。

いつも使うのはルートラボです。
最近国土地理院の地形図が表示できるようになったので格段に使いやすくなりました。
どこへ行くかという目的地主導ではなくどの道を走って目的地に至るかという過程に重点を置くサイクリングを好んで続けています。
なので事前に地図を駆使して走ってみたい道を探すのがとても重要なのです。
今回も国道、県道の間に集落を繋ぐ面白そうな道を見つけたのでそこを通るルートを作成しました。
ルートラボで引いたルートをGPXファイルでダウンロードしSONYのナビに保存します。
とっくに廃版になったソニーのNAV-Uですが未だに使っています。地形図が大きな画面で見ることが出来事前に決めたルートが赤線で表示されます。
学生時代はフロントバックの上に地形図を洗濯ばさみで固定して走っていました。当時はここまでGPSが身近になり液晶画面を見ながら走るようになるなんで想像すら出来ませんでした。良い時代になったものです。


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岡山駅5時16分発の山陽本線糸崎行きに乗車、倉敷で伯備線西出雲行に乗り換えます。
乗り換え時間も含めて2時間55分の行程です。
日常から離れてぽっかり何もしなくていい3時間というのは贅沢なのかもしれません。
最近めっきり読書時間が減ったので今回は汽車旅のお供に文庫本を持って行きました。


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真っ暗な中を進み新見辺りで夜が明けました。
明け方は深い霧に包まれていた景色も中国山地を越えて鳥取県に入ると青空が覗くようになりました。


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根雨駅には8時11分着。
なんで根雨で降りるのかははっきりと説明できないのですがこの辺りでは大きい駅だと思います。
二駅先の江尾(えび)でも良いのですがあまりに急に山に入りすぎる気がしてしまいます。
それに根雨という響きが雨の多い山陰らしい地名で印象に残っているからかもしれません。
この辺りは1994年に大学サイクリング部の春合宿で走った土地なのでちょっと思い入れがありました。

駅のホームに降り立つとかすでに大山の南壁がちらっと見えていました。
自転車を組み立て9時50分に出発。
今回のカメラはPENTAX K-5Ⅱsに12-24mmの広角ズームと55-300mmの望遠ズームの2本とサブでSONYのRX100M3を持って行きました。RX100M3はサブとは呼べない素晴らしい描写のコンデジです。


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スタートしてすぐ。国道181号線に合流すると正面に大山が!
こんな場所からここまでくっきりと見えるなんて驚きです。
走り出したばかりだけれど来て良かったと思いました。
石州瓦の赤屋根の民家との対比が新鮮でいつもとは違う土地を走っているんだなあと改めて感じました。


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江府町の体育館への橋からの眺めです。
鮮やかに色づいたイチョウ並木越しの大山南壁に見惚れます。


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引きの画がこちら。大山の右手は烏ヶ山でしょうか。


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江府町の中心を抜け国道から貝田の看板に従って左へ。
ヘアピンカーブの高度を稼ぎ米子自動車道を高架で越えると風景が一変します。



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視界が開け高原状の地形になりました。正面には雲たなびく大山が。
電線やガードレールがないのが良いですね。
これは大物を引き当てたかもという予感がしてドキドキしながら進みます。



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交通量は極小で道を独り占め状態です。
角度や画角を変えて何枚も写真を撮りながらゆっくりと進みます。
先の事はとりあえず置いておいて今のこの景色を楽しみます。
やがて視界に貝田の集落が見えてきます。


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田園風景と大山南壁の荒々しい岩稜の対比。
ここは四季を通じて楽しめそうです。また走りたい場所が1つ増えました。


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貝田は大正期に開墾された土地だそう。
貝田米は美味しいと評判のブランド米だそうです。
集落内を散策していると学校跡がありました。
江尾小学校貝田分校(1999年休校、2005年廃校)だそうです。
お寺と並んで建っていました。


その2へつづく












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Commented by や ま at 2018-11-11 21:35 x
9枚目、10枚目の貝田付近の光景、非常にそそられます。
以前に、近くを走っているのですが、これは再訪の必要ありですね。
Commented by akunisad at 2018-11-13 08:11
やまさん。
コメントありがとうございます。貝田は直前に決めたルートだったのですが大正解で天候にも恵まれました。この辺りは谷ごとに風景が変化しそうなので衛星写真を見ているとすべてを回りたくなりますね。残雪のある新緑の頃や田植えの時期も良さそうです。
by akunisad | 2018-11-09 07:57 | Cycling Japan | Trackback | Comments(2)