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虫明の林道へ その3

簡単な昼食後今回の旅のメインである大平山へ続く林道へ向かいます。
SNSで繋がりのある方の投稿に海を見下ろす林道の写真があり走行ログがこの辺りだったので
地形図で調べておそらくこの道であろうと見当をつけていました。



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少し引き返し路地を抜けて漁港の北側へ進みます。
路地に今は使われていない郵便局が残っていました。
橋を渡りそのまま山手の道を直進します。海岸線の道は行き止まりです。


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工場の裏手を走ります。
牡蠣の殻を処理する工場らしいです。少し臭いが強いです。
その先で人の声がしてビクッとしますがラジオの音でした。別荘のような建物が建っていました。



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工場の稼働音の喧騒が聞こえなくなりやがて海が見えてきました。
海面まで10mくらいでしょうか崖の上に道が続いています。
壊れかけた古いベンチが一つ、ポツンとありました。
ガードレールもなくここまで海に近い林道(グラベル)は初めてです。
ここは日の出で有名な場所のようですね。



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牡蠣筏が浮かぶ静かな入り江をのんびりと走ります。



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道は下りになり枯れ木並木の先に荒れ地が見えてきました。




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海抜0mの不思議な荒れ地。荒涼としてなにか地球外の惑星に放り込まれたような不思議な感覚がありました。
子供のころに見た猿の惑星の最初の映画のように馬に乗った猿が出てきそうなそんな雰囲気でした。
轍はしっかりとあり正面の山へ続いています。
地形図を見ると標高250m辺りまで上るのでこの先は結構なヒルクライムです。



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簡易舗装の場所もあります。急勾配、緩勾配も断続し路面が悪い場所では何度か足つきも。
再乗車できずしばらく押す場面もありました。ちなみにタイヤは70×38Cのスリックで空気圧は3.0BARです。
途中廃墟があったり鹿が横切ったりするので要注意。時々声を出しながら進みます。




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2キロほど上ると大きく左にカーブして視界が開けます。
手前に長島、奥は小豆島です。




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この旅のハイライトはここでした。
すぐ先に分岐があり東には半島の先に続く行き止まりの道があるのですが今回はパス。
またいつか行ってみましょう。
手前に見えるのは鴻島でその奥は鹿久居島と頭島です。
備前♡日生大橋と頭島大橋が見えています。♡は正式名称です。地形図にも記載されてますよ。



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少し視線を変えて。遠くに見える家島諸島、いつか行ってみたい場所の一つです。




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大平山のいこいの村という施設のほうへ向かいます。
貯水タンクだったかな道の上にある施設から見下ろす風景。
改めて小豆島って大きいなあと思います。

いこいの村は大型の宿泊施設。日帰り入浴や食事も出来るようです。
練習会の休憩で立ち寄るレスパール藤ヶ鳴と同じ経営母体のようですね。



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広い車道を下っていると途中にパラグライダーの基地がありました。
これはそこからの眺め。下にさっき走った海岸の道が見えています。
下り切って県道465を北上。ブルーラインの下を走ります。
海まで出てちょっと寄り道。東へ進み布浜港へ。



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布浜の家並み。もう日が影っています。
道はここで行き止まり。
何となく片上大橋が見えるんじゃないかなと思っていたのですが全く見えませんでした。



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住吉島。
説明の立て看板があり周囲290mの無人島。
住吉神社の社殿と鳥居があるそうですがここからは石燈籠しか見えませんでした。
この島を意識してみたのは初めて。対岸の国道からも見えてるはずですが気にしたことはなかったなあ。




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最後に峠を一つ。
久々井峠へ。西日の指す気持ちの良い道をゆっくりと上ります。
この先で狭い分岐に入ります。



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久々井峠。
貯水タンク?があるので道が整備されているようです。



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備前片上駅で旅を終了。
駅名のフォントが渋いです。
無人で切符の自販機もなし。車内には整理券もないしどうするのと思い車掌さんに聞くと
しばらくしたら伺いますので最後尾の車両にいて下さいとの事。
トイレのある先頭車両に自転車を置いていたのですがそこにいたら声をかけてもらえなかったかも。


























by akunisad | 2020-12-31 08:56 | 岡山/Okayama | Trackback | Comments(0)